【詩】桜
はねくじら くじらの魔法
テーマは『感情』です
草木をかき分け前に進む
視界いっぱいに広がる緑
植物の独特な香りが鼻につく
どこからか鳥の鳴き声も聞こえ
心を過る少しの不安
足取りが重くなりそうな時
思い出すのは師の言葉
好奇心を掻き立てられ
私はまた1歩前へ踏み出す
そうして見えた微かな光
それを目指して掻き分け進む
視界いっぱい広がる光
その先にあったものは
青空を見上げると
小さな桃色の花弁が
舞い踊っている
それを眺めながら
足取り軽く歩み続ける
この先にあるのは知の殿堂
蓄積された知識
使いこなせるかは自分次第
さあさあ 探して
さあさあ 見つけて
開かれるのを今かいまかと
待ってる