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《原神》『獏枕の章』と『三川遊芸夢綺譚』感想

はねくじら
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夢見月瑞希ちゃん中心の、ネタバレ含む感想です
(個人的な見解を多分に含むので注意!)

『獏枕の章・第一幕 夢喰いし者の憂鬱』

このイベントは、『夢喰い獏』で心理療法士な夢見月瑞希ちゃんと、精神指導を行っている謎の人物である江村一玄斎さんの、心理や感情の考え方の違いなどを扱ったストーリーでした

悩みの「根本的な解決」とは?

江村一玄斎さんの元へ集う相談者さんたちは、瑞希ちゃんの所属する『秋沙銭湯』のことを、悩みの根本解決ができず、定期治療を受けさせてお金を騙し取っている団体、と認識しているようでした
確かに、現実世界でも、心理カウンセリングやキャリアコンサルティングなどをそう認識されている方もいらっしゃいますし、詐欺行為を行っている方がいるのも事実なので、こればかりは、誠心誠意、自分のサービスについて話し、理解を頂くしかないのかな、と思います

ただ、「根本的な解決」、これが何を指しているのかは重要です
悩みを完全に忘れ、頭の中には楽しいことしか残らない
これは果たして、「根本的な解決」なのでしょうか?

『負の感情』=『心の異変』?
取り除けば、『健全な心』を得られる?

『秋沙銭湯』所属の『夢喰い獏』の見解はこうです

私も、悩みは無い方が良いと思いますが、だからといって、『全く』無いことも問題だと思います
例えば、人には「○○したい!」などの欲望があるわけですが、その欲望と現実の間でギャップが発生したとき、悩みも生じると思います
しかし、悩みが存在しないということは、欲望もない状態、と言えるのではないでしょうか?
目の前の現実を、出来事を、ただただ受け入れるだけ……
その状態が『健全な心』とは思えません

そのため、悩みの「根本的な解決」の着地点を、『負の感情』を取り除き、悩みを完全に忘れ、頭の中には楽しいことしか残らない状態、としている江村一玄斎さんの精神指導を受け続けるのは、よろしくない結果に繋がるのではないか、と感じます

努力家な瑞希ちゃん

そんな中、『夢喰い獏』である瑞希ちゃんの心理療法についてのお話が

『夢喰い獏』の心理療法は、主に相談者の『悪夢』を食べること
そうして、少しでも相談者が前を向けるように手助けをしていく

瑞希ちゃんは、人間の気持ちに寄り添い、より良い心理療法を行おうと、外国でも学び、努力を重ねてきた
結果、『悪夢』を食べると複雑な味わい(美味しくない)を感じるようになってしまった
それでも、心理療法士として、相談者を助け続けている
真面目で努力家だな、と感じました

心理療法士としてのプロ意識がすごい!
仕事ができるお姉さん
相談者さんも、安心して相談できそう

感情は互いにバランスを取り合う存在

そして、恐れていた事態が発生

悩みが『全て』取り除かれた結果、あらゆる物事に対して、「どうでもいい」・「何の問題もない」というような状態に陥ってしまいました

到底『健全な心』とは思えないため、江村一玄斎さんの元へ突撃!

すると、明らかに様子のおかしい江村一玄斎さんの姿が
(『夢魔』に憑りつかれていました)

江村一玄斎さんに語った瑞希ちゃんの見解はその通りで、やっぱり、何事もバランスなんですよね
一側面から見れば悪いものでも、別の側面から見れば良いものであることも
「毒薬変じて薬となる」とも言えますね

失くしてしまえばよい感情なんてなくて、バランスが大切なんですよね
『健全な心』にする、というのは、きっと、崩れた感情のバランスや感情に支配されている状態を整えることを指すのだと思います

そして、クライマックス
旅人の心が、在り方が、瑞希ちゃんを助けます

「かつて見た悪夢は、とっくに良い夢の下地になっていた」って言葉、素敵ですね
『悪夢』を『勇気』で乗り越え、『良い夢』を手に入れる
私の好きな言葉である、「勇気は夢を叶える魔法」と通ずるものがあります

瑞希ちゃんのこの想いと近しい気持ちを私も抱いていて
こういう部分も、瑞希ちゃんが私の推しになった要素の1つですね

ということで、『獏枕の章・第一幕 夢喰いし者の憂鬱』を終えて、良いストーリーだったなと思います
あくまでも、原神の『夢喰い獏』の心理療法、という点は気を付けなければいけませんが、その点を理解していれば、心理学に触れたことのない方の良いきっかけになるだろうな、とも感じました

そして、終始、瑞希ちゃんが可愛かったです!
声も癒されるので最高でした

【私見】悩みの「根本的な解決」について

江村一玄斎さんの元を訪れた相談者さんたちは、心に抱えた深い悩みを、彼に何とかしてもらおうとしたわけですが、結局のところ、他者に自分の深い悩みを「えいえいえいっ」と解決してもらうのは無理なんだと思います
自分の悩みなわけですから、解決も自身の手で行う必要がある、と考えます
(「今日はパンを食べるか白米を食べるか」などの比較的簡単な悩みなら、他者に意見を求めて解決、でも良いと思いますが……)

では、もし他者の手で、深い葛藤が伴うような悩みの「根本的な解決」を迎えたら?
それはきっと、自身の主導権を他者に渡してしまった状態、なのだと思います
悩みが『全て』取り除かれた彼ら(江村一玄斎さんの元を訪れた相談者さんたち)と同じような状態、とも言えそうです
また、自分の手で解決できない状態が維持されてしまうと、その他者がいなくなってしまったとき、どうしようもなくなってしまいます

では、世の中の心理カウンセラーやキャリアコンサルタントは、いる意味がないのか?
心理カウンセリングやキャリアコンサルティングは無駄なのか?

それは、NOだと思います
確かに、相談者の深い悩みを代わりに解決することは難しいです
ですが、専門知識を用いて、相談者自身が「根本的な解決」へ至るための手助けはできます
自分で解決する(できるようになる)必要はありますが、自分『だけ』で頑張る必要はないのです

ただ、問題が難しければ難しいほど、やはり時間はかかります
そう簡単に解決するなら、誰も苦労はしていない、ということですね
そのため、「定期的にカウンセリングを受けに来て下さいね」という形になるわけです
しかし、解決する、もしくは、自分で解決できるようになれば、定期的に受ける必要もなくなります
(受ける必要がなくなったか否かの判断については、個人の状況によって異なるので、専門家の方と協議した上で決めるのが良いと思います)

はねくじら
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ということで、私見でした

『三川遊芸夢綺譚(三川花祭)』

このイベントは、人間と妖怪の絆を象徴する『三川花祭』を再び開催するために準備しつつ、謎の『悪夢』を調査するストーリーでした

48時間で、各チーム遊芸を作り上げるということで、聞いたときは「正気か⁉」と思いました
とんでもない納期ですね……

綾人お兄様が見守ってくれる安心感といったら……

祭りの準備に加え、『悪夢』の調査も行う必要が出てきて、どちらも参加している人は大変な状態に……

ストイックな瑞希ちゃん

今回のストーリーでは、影ちゃんの過去の断片・稲妻の過去と今と未来・良い形で変化する影ちゃんの考えなど、盛り沢山でした

妖怪と人間の共存についても取り上げられ、これから稲妻が、益々良い国になっていくのだろうな、と感じられました

まとめ

『獏枕の章・第一幕 夢喰いし者の憂鬱』と『三川遊芸夢綺譚(三川花祭)』、瑞希ちゃんの実装もあり、どちらも『夢』に関するストーリーでした
最近だと、ナタでも、近い話が描かれたましたね

原神は、『夢』が重要な要素として登場するので、瑞希ちゃんの今後の活躍にも期待大です!
海祇島やナタにも『秋沙銭湯』は進出していくので、イベントストーリーなどでまた取り上げられそうですね

『獏枕の章・第一幕 夢喰いし者の憂鬱』

非常に興味深いお話でした
そして、ストーリーを通じて、更に瑞希ちゃんのことが好きになりました!

私も、瑞希ちゃんを見習って、キャリアコンサルタントとして頑張っていきたいな、と感じました

また、悩みの「根本的な解決」について
失くしてしまえばよい感情はなく、バランスが大切
崩れた感情のバランスや感情に支配されている状態を整えていくことで、深い悩みも少しずつ解決へ近づけることができる
そして、もしそれが自分だけの力では難しいのなら、専門家の力も借りる
これらが、ストーリーで伝えたかったことかな、と思いました

ところで、私も瑞希ちゃんの心理療法を受けてみたいのですが、いったいどうしたら予約できますか……

『三川遊芸夢綺譚(三川花祭)』

稲妻メンバー大活躍なお話でした
最近、あまり稲妻の話が出てきていなかった印象だったので、とても嬉しかったです!

影ちゃんも稲妻も、前へ進んでいるんだな、と感じられました

まだ影ちゃんの過去は、語られていない部分が多くあるので、また取り上げてくれる日を楽しみに待っています

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はねくじら
はねくじら
キャリアコンサルタント / 2級キャリアコンサルティング技能士
会社員をしながら、細々とキャリアコンサルタントとして活動しております
ゲーム大好き人間です
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