はねくじら
はねくじら
大通りから一本入ると
そこは閑静な住宅街
肌を刺すような冷気を感じながら
ぼんやり光る街灯の下を歩く
ふと、目があった
黄金の瞳がじっと見つめる
どことなく物言いたげで
だけど私にはわからない
目をそらし歩みを進める
家はもうすぐそこだ
後ろは決して振り返らない
にゃあと鳴き声が物悲しく空気に溶けた
霜月蒼空
私の焦がれるもの
私が求めるもの
すべてがある
あの場所に
早く速く
帰りたい
そして願わくば
この場所から出なくていい事を
ABOUT ME

会社員をしながら、細々とキャリアコンサルタントとして活動しております
ゲーム大好き人間です